ハイキュー!!FLY HIGH
ハイキュー!!FLY HIGHはどんなゲーム?
「ハイキュー!!FLY HIGH」は、高校バレーに情熱を燃やす選手たちと数々の試合に挑むスポーツゲームです。
各ポジションに適した選手でチームを編成し、短期決戦を楽しめます。
ストーリーパートでは、「ハイキュー!!」の物語を楽しむことができ、自分の判断で試合を進めることができます。
週刊誌で8年間連載され、アニメや映画も人気を博したバレーボール漫画『ハイキュー!!』
本作はアニメ版をベースにしており、主人公、チームメイト、ライバルが理想的なチームとして集結し、試合に臨めます。
イラストやボイスをふんだんに使ったストーリー要素も盛り込まれているので、原作を振り返りながらゲームを楽しんでみてください。
試合中、プレイヤーは攻守やサーブの指示を出すことで、コートの状況を動かすことができます。
自分の指示がうまく通ったときの得点の快感は格別で、各キャラクターの技量が試合を盛り上げる点も見逃せません。
エースに攻撃を任せたり、ブロックを決めたり、自分好みの戦略で勝利を目指しましょう。
バレエゲームだけでなく、原作ファンを楽しませるサブコンテンツも用意されています。
クイズや簡単なミニゲームで知識を試せるだけでなく、ちびキャラたちと一緒にくつろげる部屋作り要素もありますよ。
ステータスアップのためのトレーニング要素もあるので、推しメンを鍛えて最強プレイヤーを目指してみてはいかがでしょう。
プレイ動画
Good point
先に3点取ったチームが勝ち
本作では、遠征先や特訓先で、さまざまなチームとバレーボールを楽しむことができます。
基本的にはリードした状態からゲームがスタートし、サーブ時には相手の守備位置を見て打つ場所を指定することが可能。
サーブの成否を決めるタイミングタップ要素もあり、豪快なサーブでエースを取ったときの爽快感はたまりません。
サーブをキャッチしてラリーが続くと、メンバーからスパイクやブロックの選手を自由に選択できます。
ただし、行動するたびにスタミナが減っていくので、1人の選手に頼りすぎると敗北につながることもあります。
なるべく負担を分散させつつ、お気に入りの選手に活躍の場を作ってあげるといいかもしれません。
どちらかが3点差になると試合終了となり、一進一退の攻防はないので、実際の試合ほど時間がかかりません。
各キャラクターにはスパイクやブロックで真価を発揮する必殺技まであり、発動時の短いアニメーション演出は見ものです。
短時間の試合は遊びやすく、プレイヤーの判断で勝敗が決まるシステムはやりごたえを感じるでしょう。
控えメンバーが活躍する場面も
試合パートでは、スターター7人とリザーブ6人をあらかじめ決めておきます。
リザーブはスタミナ切れ時の交代要員としてだけでなく、ピンチサーバーや攻撃的な役割を担うこともできます。
また、選手の能力をアップさせるサポートキャラクターもいるので、自分好みのチームを作ってみてはいかがでしょうか。
各プレイヤーがレベルアップし、トレーニングすることで、試合中の各アクションの能力が向上していきます。
また、一定のレベルに達すると限界突破のチャンスとなり、低レアリティのレアが他のプレイヤーのトレーニング素材として役立つ点も良かった点です。
プレイヤーの総合力が試合結果に反映されるので、遠征やトレーニングに行く前にトレーニングを進めておくといいですね。
没入感の高いストーリー要素
主人公「日向翔陽」が高校バレー部に入部届を提出するシーンから物語は始まります。
遠征ステージを進めると、原作に触れるストーリーを解放することができます。
主人公と相棒の出会いから順番にストーリーが進んでいくので、ゲームからストーリーに触れても『ハイキュー!!』の世界観に浸れます。
烏野高校バレー部への入部から青葉城西高校との試合まで、じっくりと物語に浸ってみてください。
また、作中の立ち絵はLive2D付きで、会話の一幕にアニメのイラストが使われています。
加えて会話の台詞にボイスがついており、物語に力が入っている印象を受けたのもよかったです。
ヘッドホンなどで各キャラクターの声を聞きながら、高校バレーの物語を楽しんでください。
ラリーゲームとクイズミニゲーム
バレー対決やストーリーに加え、手軽に遊べるミニゲームを多数搭載。
例えばクイズでは、原作やゲーム内の基礎知識に関する問題に一定数正解すると報酬を獲得できます。
シルエット当てクイズもあるので、事前にキャラクターイラストを見ておくといいでしょう。
1対1のラリー戦では、得点を稼ぐだけの簡単なミニゲームもできます。
相手がボールを落とせば得点となり、残り時間内に何点稼げるかが試されます。
プレイヤー同士のランキング機能もあるので、何度もプレイしてハイスコアを目指しましょう。
合宿所の部屋を飾ったり、選手を眺めたりできる交流要素もあります。
部屋には机や椅子のほか、窓や収納道具、壁紙などもあり、自分好みのデザインの部屋を作ることができます。
自分好みの家具で部屋を飾るのも楽しいし、ちびキャラたちが合宿所内を歩く姿に癒されました。
Poor point
性能重視なら編成は制限
相性で能力が上がるのはいいが、編成の自由度が下がる印象でした。
このゲームでは、同じ高校のメンバー同士や、絆効果が発動すると選手の能力がアップします。
チーム力を重視するなら組み合わせは重要だが、メンバーが固定されがちなのは少し残念。
各ポジションに配置可能な選手も決まっており、編成によっては推しの活躍の場が少なくなってしまいます。
ちびキャラの動きが単調
合宿所を訪れると、配置されたちびキャラが部屋を歩き回っているのを見ることができます。
しかし、キャラクターをタップしても何も起こらないし、配置した家具によってアクションが発生するといった要素もないようです。
ちびキャラをタッチすると反応する、ちびキャラが家具の上に乗ると反応するといった要素があれば、もっと部屋作りが盛り上がるのではないでしょうか。
レビューと総合評価
「ハイキュー!!FLY HIGH」ではプレイヤーの指示によって攻め手、守り手、サーブが決まるゲームにやりがいを感じました。
また、原作を楽しみながら、合間にミニゲームや部屋づくりを楽しめるのもうれしいですね。
『ハイキュー!!』のストーリーを体験してみたい方、バレーボールが好きな方、ぜひ遊んでみてください。